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    彼女/aiko
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      aiko
      ポニーキャニオン
      ¥ 1,290
      (2006-08-23)

      今日は久々にJ-Popをレビューします。
      前回好きだと言いながらぼろ糞に書いたaikoの7枚目のアルバム「彼女」です。


      aikoの名盤と言えば、デビューアルバムの「小さな丸い好日」だと前回書きました。
      で、この「彼女」は管理人が2番目に気に入ってるアルバムです。

      7枚目のアルバムということで、デビュー時間が経っていますので、かなり雰囲気が変わってきています。
      aikoも大人の女性になっているせいか大人の恋の歌が多い印象です。
      そして、歌い方もスキャットの多用、ブレスで聴き手にはっきりと聴こえるくらい大きく息を吸い込むといった特徴はそのままですが、何処かしっとりとしています
      声質の魅力も相変わらずなのですが。

      このアルバムは良い曲が多いというのもそうなんですが、アルバムの構成が良いです。
      曲順とかかなり練ったんだろうなぁというのが伝わってきます。
      そういった点ではデビューアルバムを超えています。
      ただ、完成度が高い分、この先どう展開していくのだろうという不安が脳裏をよぎったアルバムでもあります。

      ・ シャッター

      オープニング曲です。しっとりと始まるのかな?と思わせておいて、リズムが突然変わりaikoのスキャット入り、さらに金管楽器が入ってきます。
      いかにも幕が上がるぞ、というアレンジで、かなり計算されていると思います。

      歌詞の内容は前向きな別れを感じさせるのですが、この辺りが大人の恋を感じさせます。

      ・ 気付かれないように

      aikoの曲は実体験だと本人が言っているみたいですが、この曲もそうだったら結構キツイです。
      要約するとおそらくこういった内容でしょう。

      未練を残したままの昔の恋人との再会。
      指輪をはめられている。
      勇気を出して今の恋愛のことを聞くとやはり彼女が居るとのこと。
      今の彼女を「すごく好きだよ」と照れながら言う彼……
      凄くたくさん知っているはずの人だったのに、今の彼のことは全然知らない私。
      押し寄せてくる後悔。
      それに自分が気付かないように、そして彼に気付かれないように、ただそうすることしかできない。

      自分が振ったのか、それとも振られたかでかなり解釈が違ってくるので気になるところですね。
      後者ならかなりキツイです。
      再会なんてするもんじゃないですね……

      ・ キラキラ

      ドラマの主題歌にもなったシングル曲です。
      これはかなり癖のあるメロディーなのにどこか爽やかさがあって凄く良い曲です。

      忙しい彼になかなか会えないけど、会える日まで待ってる。
      もし、会えない間に自分たちの身に何かがあったとしても待ってる。
      そう言い聞かせながら悲しい日をこれまでも越えてきたし、これからもそうしていく。

      会えない不安に負けないぞという決意みたいなものを感じさせると同時に、それくらい好きなんだというのがなんとなく伝わってききます。
      それが管理人にはどこか爽やかに感じます。
      お、恋愛してんなー みたいな。

      ・ キスをする前に

      確かライブではこれをトップに持ってきてました。
      明るい曲調です。
      好きで好きでしょうがない感が出てて良い感じです。

      ・ 深海冷蔵庫

      とにかく、この曲です。
      このアルバムのベストトラックだと思います。
      それどころか、aikoの作った最高の曲のように思います。

      前半は日常の情景がでてきたり、どこかボケーっとしていたり、淡々とした雰囲気のある曲です。
      管理人のイメージでは、彼と喧嘩して距離をとっているときの心情の歌かな?と思います
      こういうときって、日常的な出来事の1つ1つが大きく映ったりしますし。
      タイトルの「冷蔵庫」っていうのは、どこか彼への気持ちが冷めているというのを例えているような感じがします
      前半部分はこの冷めた部分が全面的に出ています
      しかし、これが段々と変わっていきます。

      冷めた気持ちを抱きつつあるけれども、冷蔵庫に触れてみると、イメージとは裏腹に実は暖かい。
      彼への冷めた気持ちと、彼への残された情熱。
      その2つが混在しているのに彼との別れを簡単に決められるはずがない。
      冷蔵庫にもたれてみると、情熱の方が顔を出してきて、彼との思い出が次々と蘇ってくる。
      指輪、記念日、彼と過ごしたあの日、その日の情景、そして、彼の優しいところ……

      このように、後半になると彼との思い出が溢れ返ってきて、それを次々と列挙されています。
      情熱の部分が出てくるわけです。
      タイトルの「深海」の方は冷めた気持ちのもっと深いところにあるこの情熱の部分を表しているのではないでしょうか。
      物凄い歌詞だと思います。
      曲調、アレンジも含めて凄い曲です。
      シングルカットしなかったのが凄くもったいないです。

      ・ 17の月

      この曲はちょっと分からないです。
      浮気をされたのか、彼が別の人を好きになってしまったのか。
      後者かな?
      もう少歌詞の中にヒントが欲しかったです。

      ・ スター

      これはaiko節炸裂と言いますか、癖のあるメロディーが良い曲ですね。
      印象に残る歌詞もあります。

      『「心から好き」とか喜んだ顔とか、そんなものばかりで溢れます様に』

      ・ 瞳

      紅白でも歌っていた名曲です。
      友人に子供ができて、会いに行った後に作った曲ではないかと勝手に推測しています。
      いつか誰かがそのうなじにキスをするという部分の歌詞が印象的です。



      後半失速してしまいました。
      というのも、管理人は前半の数トラックが特にお気に入りなのです。
      そして「深海冷蔵庫」で絶頂して、その後はどこか冷めてしまうというか、「深海冷蔵庫」で余韻が残り過ぎてしまって、他が聴けなくなってしまうのです。
      「スター」とか「瞳」といった壮大な曲が控えているので、今度聴くときは前半を飛ばして「17の月」から聴こうと思います。
      Posted by : 焚け | J-Pop, etc | 23:05 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |
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        | Nowpie (なうぴー) J-POP | 2011/12/23 6:42 AM |
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